◎10月24日
昨日のダメージをどこかに引きずりながらも、そんなルーマニアともお別れ。今日はブルガリアへの移動日です。
(ちなみに今回の写真は、カメラをなくしたことに気づいた広場です。)
まず電車でブカレストに戻り、駅から地下鉄で隣の駅「勝利広場」に移動。そこでローカルバスに乗って空港まで行き、出国&ソフィアに夕方到着 の予定。
朝9時すぎの電車に乗るために、ホテルを7時すぎにチェックアウト・・・しようと思ったら、オーナーママがいるはずの部屋がまっくらでまだお休み中らしい。
どうしよう・・・ 仕方ない、一旦門のところまででて、来訪者用のチャイムを押してみる。
パジャマにカーディガンを羽織った、いままさに寝起きのお母さんがのそのそ出てきました。
朝早くにごめんなさい とあやまりつつ チェックアウト。ここでは、 ★★★の表示があるホテルにしては珍しく「支払いは現金だけです」ってことで、仕方なくユーロで払う。
後で確認したら、ちゃんとホテルの案内ページの追記に書いてあった・・・ あわてて予約したからなあ。あまり良くみてなかった。
中心の広場に戻ってタクシーを拾い(今日は無事メーターを使ってくれる運転手だった。当然?)駅まで10分ほどで到着。
今日は出発1時間前の8時ごろ駅に着いたのでチケットがしっかり買えるかちょっとどきどきだったけど、無事購入。
12時半ごろ ブカレスト北駅到着。そして地下鉄に乗り換えて勝利広場に到着。ここまでは完全に予定通り!
で・・・フライトは16:30なので、4時間もある。ローカルバスでも1時間もあれば十分空港に着くはず。2時間前までに空港にはつくとして余裕!
・・・って地球の歩き方の地図を頼りにバス乗り場を探すが・・・ない。どうみても地図ではこの通りであっているはずだけど、見た目にはバスが付きそうな場所ではない。
おい〜〜 たまにあるんですよね、この本。地図が超いいかげんなときが。縮尺も含めて。
で、本には頼らず、バスが通りそうな大きな通りに向けて1本となりの道を行ってうろうろすると、ちょうど反対方向に走る乗りたい系統番号のバスが!
この通りであっているのだろう、あとは反対側にわたれば・・・と探すと、バス停らしき表示と待っている人がぱらぱら。OK!
ということで、無事バス停を探し、その前のチケット売り場でチケットを買う。
30分に一本ほどのバスのはずだが、ラッキーにも5分も経たずにやってきました。で、乗ろうと思ったら・・・中は人でいっぱい。のり口が3箇所開いてたので、一番空いていた最後尾の口から乗り込みスタート。
東欧のバス(って一般化していいのかしらんが、私がここ数年で行っている国はどこも)は、あらかじめチケットを買っておいたものに、バスの社内で何箇所かついている機械に入れて日時を打刻するしくみ。で、これをしないと、不正乗車ってことになって、頻繁に乗ってくる私服の係員の抜き打ち検査で見つかると10倍以上の罰金がとられちゃう。
ってことで、さて、チケットに打刻しないと・・・目の前の機械をよ〜くみて、なでてみるけど、どうみてもチケットをいれるようなスリットはない。
あれ??よく見ると「カードをかざしているアイコン」になってる。むむ・・・ よ〜く自分のチケットをみるけど、どうみてもただの紙切れに磁気のラインがあるだけで、非接触TAGのカードには見えない。念のため・・・と思ってかざすけど、当然無反応・・・ きょろきょろ周りを見渡すけど、あるのは同じタイプの機械ばかり。
ふとそばの席にすわっているこわもてのおじさんと目があうと、あっちだよって首と目でバスの前方を指し示してる。!!!このチケットだと、最前口しか打刻できないんだ!!
おわ〜 どうみてもこの混雑では中の通路を通って打刻しにいける状況ではないなあ。こまった・・・次の停留所に止まったときに一旦降りて外から最前口まで移動するか・・と考えて様子をみていたが、人の乗り降りがあまりなくってとてもそんな時間の余裕はなさそう。降りちゃってそこで走りさられても困るしなぁ…。
で、周りにいた数名も同じような状況らしく、困っているので、まあ一人じゃないし大丈夫だろう、必ず検札官がくるわけでもないし。早く空港に着いちゃえ!
・・・
そう、ご想像通り、こういうときに限ってやってくるのですよね、彼らは。(マーフィーの法則 古い)。
まもなくして、ジャンパーを着込んだひげの親父が最後尾から乗り込んできて、バスが走りだすやいないや ジャンパーのチャックをきゅいーって開けて、首にかけた身分証を見せびらかす。「さあチケットを見せてっ」
くを〜〜〜 最後の戦いの始まりだ!(一部会話の内容には、予想もふくまれます)
とりあえずそ知らぬ顔で、未打刻のチケットを「はいっ」って渡す。裏を見て彼、当然気付く。「これ、おしてないよね」
「だってさ〜混んでいて打刻しにいけなかったんだもん。」
「のーのー だめだよ、打刻してなきゃ」
「え〜 あい きゃんと あんだすだんど。 だってどう見てもいけないでしょ、この人がいっぱいなのとほらこの大きな荷物見てよ。むりでしょ。あなたいけると思う?その機械でとらいしてみたんだけど、だめだったしさ。」
「いや そんなこといっても・・・ そーりー だめなものだだめよ」 彼、おもむろに罰金チケットを取り出す。額面をみると50Leiって書いてある。バスは4〜6Lei(忘れちゃった・・・)だったと思うので、10倍ほどになるし、だいたいその値段あればタクシーに乗れるのに近い金額。絶対に払いたくないし、第一そんな現金残ってない。
ここで、味方が登場。周りの乗客が口々になんか言ってくれている!!
(以下、完全に想像。でもしゃべっている雰囲気からあってると思う)
「こんな混んでるんだからしかたないじゃん。」
「そうそう、彼は一旦かざしてたよ。ずるしようとしてないじゃん」(あの「こわもておじさん」も助けてくれた!)
「そうだよ、いいじゃん罰金までとらなくったってさ(普段の不満をここで吐き出してる)」
・・・結局、5分ほどの沈黙のあと、検察官が「仕方ないなぁ はい」って感じでさっきのチケットを返してきた。
「なに、今打刻してくればいいの?」「Okok・・・」
よっしゃ勝った〜! ってことで仕方ないので大きな荷物は「ちょっと見ててね」って検察官に見ていてもらい、人ごみを「えくすきゅーずみー」って掻き分けながらどうにかこうにか最前列まで行き、同じように移動していた若い女性に「お願い」って頼んで打刻してもらう。
ふ〜助かった。正義は勝つ!(だいぶおおげさ)
あとは無事空港につき、ソフィアへ移動。50人も乗れない小型のプロペラ機でしたが、1時間ちょっとで到着しました。
空港では、入国手続きのあと、タクシーカウンターでホテル名を見せ、そこまでのタクシーを案内してもらい、一路街中へ。無事到着・・・ だったのですが、またまたここでイベントが発生したのでした。つづきはまた今度。
しかし今回、 後半にイベントが多い旅だなぁ・・・
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